鷹ノ目(TAKANOME)|日本酒価格・購入方法・味わい徹底解説

お酒知識

※お酒は20歳になってから

毎週水曜日に販売開始されると5分前後で完売してしまう幻の日本酒「TAKANOME(鷹ノ目)」

株式会社Forbulが2019年に立ち上げた高級日本酒ブランドで、創業200年の老舗酒蔵”はつもみぢ(山口)”と共同開発された話題の銘柄です。

本記事では、鷹ノ目の基本情報、購入方法、独特な味わいの特徴について詳しく解説します。


鷹ノ目日本酒の基本情報と特徴

毎週完売する幻の日本酒「TAKANOME(鷹ノ目)」について、基本情報から独特な味わいまで詳しく解説します。株式会社Forbulと創業200年のはつもみぢが共同開発したこの銘柄は、従来の日本酒の概念を覆すパイナップル香が特徴です。

TAKANOME(鷹ノ目)とは何か

「TAKANOME」は、株式会社Forbul(東京都港区虎ノ門4-1-1 神谷町トラストタワー23階、設立2018年1月、代表取締役社長:平野晟也)が2019年に立ち上げた高級日本酒ブランドです。200年の歴史を持つ山口県の老舗酒蔵「はつもみぢ」と共同で、「誰もが飲んで直観的にうまい!と思える」日本酒の開発を目指しました。

TAKANOME(鷹ノ目)の開発理念は、F1のレーシングカーを作るように、コストを考えず「うまさ」のみを追求するという信念のもと、幾度にも及ぶ試行錯誤の上で完成した極上の日本酒です。

『鷹ノ目』の酒銘は、鷹のごとく高い視点から物事を捉え、既存の固定概念に捉われない新たな日本酒の価値を生み出し、世界に羽ばたく日本酒でありたいという思いが込められています。現在は世界5ヶ国への輸出や国際イベントでの提供を継続的に行い、国内外から注目を集めています。

製造元はつもみぢ酒蔵の歴史と背景

鷹ノ目を製造する「はつもみぢ」は、1819年創業で200年の歴史を持つ山口県周南市にある老舗酒蔵です。もともとは経営者の名を取った原田酒場を名乗り、蔵を構える周南の地が紅葉の名所であることから命名した「初紅葉」を主力銘柄としていました。

興味深いことに、1985年に製造を中止して以来、他蔵の酒を買い取って販売しており、酒蔵でありながら酒を造っていない状況でしたが、2005年に約25年ぶりに醸造を再開しました。全量純米酒にこだわった新銘柄「原田」を立ち上げ、現在の高品質な酒造りが実現されています。

「あなたの季節になる造り酒屋」をめざして、四季醸造でフレッシュな純米酒を通年で提供。山口県鹿野の天然水を汲み、山口県産米100%、醸造アルコールを使用せず、純米酒にこだわっているという姿勢を貫いています。

独特なパイナップル香と味わいの特徴

鷹ノ目の最大の特徴は、その独特な香りと味わいにあります。パイナップル、マンゴー、完熟したメロンなど、さまざまなフルーツがミックスしたような香りと、ハチミツを思わせるピュアな甘味が特徴です。

具体的には、口に入れると優しいパイナップルのような甘味が口いっぱいに広がり、爽やかな酸味に心地よさを感じつつ、オレンジの皮のような軽やかな苦味が全体をまとめます。

口中には快活に細かく跳ねるような醗酵から生まれた炭酸ガスも現れて、みずみずしくみなぎるような果実様の感触をさらに引き立たせています。甘美な香味の印象に心が奪われるが、カカオのようなニュアンスのある香気も混じり、かすかな苦味が全体を引き締めてスマートに着地を決めます。

アルコール度数は16度で、過剰な甘さや味の濃さはなく、切れ上がりの良さを感じる後口には、‟鷹の目”の名にふさわしいシャープなイメージがあります。


鷹ノ目の製造へのこだわりと品質管理

鷹ノ目の品質を支える製造工程と原料選択について解説します。山口県産山田錦100%使用、精米歩合非公開の決断、オンライン直販限定など、従来の日本酒業界の常識に挑戦する革新的な取り組みが、この銘柄の高い品質を実現しています。

山口県産山田錦100%使用

鷹ノ目の原料へのこだわりは徹底しています。酒米:数ある酒米の中でも、大変優れた特徴から「酒米の王様」と呼ばれる、希少な酒米「山口県産-山田錦」を100%使用しています。

山田錦が選ばれる理由は、「酒米の王様」と呼ばれている米の品種です。心白が大きい、たんぱく質が少ない、吸水率、消化率が良いなどの優れた性質をもっていますという特性にあります。特に山口県産の山田錦を使用することで、地域性と品質の両立を図っているのです。

水については、水:山の奥から涌き出る、数十年の年月をかけ、自然がろ過した命の水「伏流水」を使用しており、酒造りに使う水は、はつもみぢのある周南市から車で約1時間ほどの鹿野へ週2回、4人のうち1人が汲みに行っているそうです。湧き水を2〜4トン集めるのに、数時間かかるのだとかという手間をかけています。

精米歩合非公開の決断と品質優先の姿勢

鷹ノ目の特徴的な取り組みとして、精米歩合の非公開があります。「米を磨けば、より美味しくなるという単純なお酒ではない」との考えから、精米歩合は理想的な数値で調節し、「情報に左右されずに本来の味わい」を楽しんでほしいとの思いから、精米歩合は非公開としています。

TAKANOMEの製造は職人による手による感覚を大事にしており、各タンクが均一ではなく、同品質のものを大量に生産するのが得意ではありません。ただ、その一方、均一ではないからこそ、時に職人も驚くような見事な味わいのお酒が生まれ、そのような品質のいい酒のみをTAKANOMEとして販売しています。

オンライン直販限定による品質保持

鷹ノ目の販売方法も革新的です。既存の流通は、酒蔵→酒屋→飲食店→消費者が基本である。この流通では、品質を保持できる保証はなく、味わいが劣化してしまう可能性がある。TAKANOMEは「うまさ」のみを追求するとの信念のもと、お客様に直接お届けができる、オンラインでのネット販売限定という決断をしたのです。

背景には、最初は日本酒のサブスクリプションサービスを始めたのですが、毎回の酒蔵さんとの交渉が大変で事業としてはうまくいきませんでした。ただ、いろんな日本酒を飲んでいく中で、日本酒業界の課題もいろいろ見えてきました。良い酒屋に行かないと良いお酒が買えなかったり、そもそも日本酒の情報が少ないので、どう選んだらいいのか、自分好みのお酒をどうやって見つけたらいいのかわからないとか。でも、今はインターネットが発展しているので、本当に美味しいお酒を造ったら、自分で届けられる手段があるという問題意識があります。

鷹ノ目の購入方法と入手のコツ

入手困難で知られる鷹ノ目の購入方法と成功のための戦略を詳しく説明します。毎週水曜日21時からの限定販売システム、即完売する背景、LINE登録やメルマガ活用による情報収集方法など、確実に手に入れるためのノウハウを公開します。

事前通知制による限定販売システム

鷹ノ目の購入は特殊なシステムとなっています。専用のECサイトからのみの数量限定販売で、販売が開始されると5分前後で完売してしまう人気ぶりで、まさに「幻の日本酒」といえます。

TAKANOMEは『幻の酒』として評価を頂く人気となっており、販売開始5分前後で即完売が続いています。生産本数の増量には取り組んでいますが、手作業による造りにこだわっているため、大幅な拡大が難しいのが現状です。

販売日については、公式サイトでは次回の販売はLINE@およびメルマガにてお知らせしており、固定の時間設定ではなく、事前通知システムが採用されています。これは需要と供給のバランスを取りながら、確実に購入希望者に情報を届けるためのシステムです。

TAKANOME(鷹ノ目)公式オンラインサイト

即完売する人気の背景と購入戦略

なぜこれほど人気なのでしょうか。鷹ノ目を購入して飲んだ人は「日本酒そのものの味わいの概念が変わった。」と口を揃えて言います。それ以上に、この日本酒誕生のストーリーそのものに共感する方もたくさんいます。日本という自分が生まれた国に対する情熱・誇りに感動、応援したくなったという声が多く寄せられています。

実際、TAKANOMEの2020年度の売上本数は2019年度の18倍を記録し、53回全ての販売回においておよそ5分で完売という驚異的な実績を残しています。コロナウイルス感染拡大により人々の行動に変化が起きた中でも、日本酒ファンからの需要に加え、お祝い事における”贈りもの・ご褒美需要”も取り込むことができました。

購入のコツについては、事前のLINE登録やメルマガ購読による情報収集が最も重要です。販売スケジュールは事前通知制となっているため、公式の情報を逃さないことが購入成功の鍵となります。また、決済をスムーズに行うため、Amazon Payなどの決済方法を事前に設定しておくことも推奨されています。


LINE登録とメルマガ活用法

確実に購入情報を得るためには、事前登録が重要です。LINEおよびメルマガにて、鷹ノ目の販売告知や先行販売、限定商品など、最新情報をいち早くお届けするサービスが提供されています。

実際の購入体験として、販売は自社サイトでの直販のみで、数千人がアクセスし、受付開始から5分で完売するという激戦ぶりが報告されており、確実な準備と迅速な操作が求められています。

既存の流通は、酒蔵→酒屋→飲食店→消費者が基本ですが、この流通では品質を保持できる保証はなく、味わいが劣化してしまう可能性があります。TAKANOMEは「うまさ」のみを追求するという信念のもと、お客様に直接お届けができる、オンラインでのネット販売限定という決断をしています。

まとめ

TAKANOME(鷹ノ目)は、株式会社Forbul(東京都港区、代表取締役社長:平野晟也、設立2018年1月)と創業200年の老舗酒蔵はつもみぢが共同開発した、「うまさ」のみを追求した高級日本酒ブランドです。山口県産山田錦100%使用、精米歩合非公開、オンライン直販限定という革新的な取り組みにより、パイナップルのような独特な香りと味わいを実現しています。

販売は公式オンラインサイト限定で、事前のLINE登録とメルマガ購読により販売情報をいち早く入手でき、通常5分程度で完売する入手困難な銘柄です。2020年度には前年度比18倍の売上実績を記録し、53回全販売回で即完売という驚異的な人気を誇っています。

日本酒の新たな可能性を体現する「鷹ノ目」は、日本文化の結晶として国内外から注目を集め続けており、日本酒業界に革新をもたらす存在として確固たる地位を築いているのです。

Q&A

Q1: 鷹ノ目はどこで購入できますか?
A1: 鷹ノ目は公式オンラインサイトでの直販限定です。販売日時は固定されておらず、事前のLINE登録またはメルマガ登録により通知されます。通常5分程度で完売するため、事前準備が重要です。

Q2: 鷹ノ目の価格帯はどのくらいですか?
A2: TAKANOME(無濾過生原酒)は15,400円(税込)、TAKANOME火入れは18,700円(税込)で販売されています。限定商品のTAKANOME海底熟成なども存在します。

Q3: 鷹ノ目の味わいの特徴は何ですか?
A3: パイナップル、マンゴー、メロンなどのフルーツ香が特徴で、ハチミツのような甘味と軽やかな苦味がバランス良く調和しています。日本酒らしからぬ軽い口当たりで、日本酒初心者にも飲みやすい味わいです。

Q4: なぜ精米歩合を公開していないのですか?
A4: 「米を磨けば美味しくなるという単純なものではない」という信念から、情報に左右されずに本来の味わいを楽しんでほしいという思いで精米歩合を非公開にしています。

Q5: はつもみぢ酒蔵について教えてください。
A5: 1819年創業の山口県周南市にある老舗酒蔵です。一時製造を中止していましたが2005年に約25年ぶりに醸造を再開し、現在は四季醸造で純米酒にこだわった酒造りを行っています。山口県産米100%、醸造アルコール無添加という品質重視の姿勢を貫いています。

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