※お酒は20歳になってから
居酒屋の定番「緑茶ハイ」と「ウーロンハイ」。どちらも糖質ゼロでダイエット向きと言われますが、実際どう違うのでしょう?この記事では、カロリー・味・健康効果から作り方まで、初心者にも分かりやすく両者を徹底比較します。あなたの好みやシーンにピッタリの選び方が見つかります。
基本の違いを正しく理解しよう
緑茶ハイの基本情報

緑茶ハイは焼酎を緑茶で割ったお酒で、「緑茶割り」「静岡割り」とも呼ばれます。緑茶ハイを「週に2回以上」飲む人は8%、「週に1回」が6%、「月に2~3回」が8%です。これらを合わせた2割強(22%)が普段から飲んでいるという調査結果があり、近年じわじわと人気が高まっています。
正確なカロリー情報:緑茶ハイは350g(チューハイグラス1杯)で287kcalのカロリー。緑茶ハイは100g換算で82kcalとなっています。また、焼酎140gに対して緑茶210g(2:3)で作成した場合を想定した場合、1杯(350g)あたりの糖質は0.42gと非常に低糖質です。※作る際の比率によってカロリーは前後します。
緑茶ハイは「自宅での食事中」がもっとも多く66%、2番目は「自宅での食後」(37%)という結果からも分かるように、家飲みでの人気が高いお酒です。
ウーロンハイの基本情報

ウーロンハイは焼酎をウーロン茶で割ったお酒で、80年代前半の第二次焼酎ブームのころはウーロンハイが主流でした。緑茶ハイよりも歴史が古く、居酒屋の定番メニューとして長年愛されています。
正確なカロリー情報:ウーロンハイのカロリーは350g(1杯)で284kcal、100g換算では81kcalとなっており、焼酎140gに対してウーロン茶210g(2:3)で作成した場合、1杯(350g)あたりの糖質は0.21gと緑茶ハイよりもわずかに低糖質です。※作る際の比率によってカロリーは前後します。
ベースとなる焼酎にも割り材のウーロン茶にも糖質がないため、ウーロンハイに糖質は含まれていないのが大きな特徴で、糖質制限ダイエットに最適です。
味の違いと相性の良い料理
緑茶ハイの味わいと食事との相性
緑茶ハイを好む理由として「おいしい」(60%)がトップで2位が「飲みやすい」(55%)、3位が「食事に合う」(49%)という調査結果が示すように、その飲みやすさが魅力です。
緑茶特有のカテキンによる適度な渋みと苦味が、焼酎のアルコール感をまろやかにしてくれます。後味がすっきりしているため、食事中でも飽きずに楽しめるのが特徴です。
和食との相性:寿司や刺身のように生魚と一緒にいただくときは、高い抗菌作用で知られるカテキンを多く含んだ緑茶がおすすめとされており、和食全般との相性は抜群です。
ウーロンハイの味わいと食事との相性
ウーロンハイは、ウーロン茶特有の深いコクと香ばしさが特徴で、緑茶ハイと比べてより重厚感のある味わいです。
脂っこい料理との相性:油脂を多く含む料理には、ウーロン茶が好相性。ウーロン茶の渋味が口内の脂っこさを軽減してくれるので、食事をよりおいしくたのしむことができるという特性があります。特に焼き肉など、脂が多い食べ物のときは、脂を分解する力にすぐれるウーロンハイは効果的とされています。
飲むシーンの使い分け
緑茶ハイは家飲みでのリラックスタイムに適している一方、ウーロンハイは居酒屋や外食時、特に脂っこい料理を楽しむ際の定番として親しまれています。
健康効果とダイエットへの影響
緑茶ハイの健康効果
緑茶ハイには、緑茶に含まれる豊富な健康成分による効果が期待できます。緑茶には、ビタミンCやカフェインがたくさん含まれているため、血液中のブドウ糖を増やしアルコールの分解を手助けする効果があると言われています。
二日酔い予防効果:お茶には利尿作用があるため、アルコールを体外に排出しやすくしてくれます。つまり、アルコールが体内に残りにくく、二日酔いになりにくいといえますという効果も期待できます。
カテキンの健康効果:緑茶に含まれるカテキンには抗酸化作用があり、アンチエイジング効果や生活習慣病の予防にも役立つ可能性があります。
ウーロンハイの健康効果とダイエット効果
ウーロンハイ1杯(350g)あたりの炭水化物量は、0.21gですと非常に低く、炭水化物量が気になるかたにとって、ウーロンハイは取り入れやすいお酒です。
脂肪分解効果:どちらも低糖質だが、脂を分解できるウーロンハイは効果的とされており、ウーロン茶に含まれるポリフェノールには脂肪の吸収を抑制する効果があると考えられています。
正確なカロリー・糖質比較
1杯(350ml)あたりの比較:
- 緑茶ハイ:287kcal、糖質0.42g
- ウーロンハイ:284kcal、糖質0.21g
他のお酒と比較すると、緑茶ハイ(1杯:350g): 糖質0.42g/287kcal、ウーロンハイ(1杯:350g): 糖質0.21g/287kcal、赤ワイン(1杯:80g): 糖質1.2g/58kcal、日本酒(1合:180g): 糖質6.5g/185kcal、ビール(1缶:354g): 糖質10.97g/142kcalとなっており、どちらも他のお酒と比べて非常に糖質が低いことが分かります。
正しい作り方とアレンジテクニック
基本の作り方(黄金比率)
割方は、紅茶・緑茶・ウーロン茶・その他に関わらず、[焼酎:お茶]が[1:2]で割るのが基本とされています。
アルコール度数別の推奨比率:
- アルコール度数20度の焼酎を使う場合の目安:焼酎:お茶=1:1
- アルコール度数25度の焼酎を使う場合の目安:焼酎:お茶=1:2
簡単な作り方のコツ
緑茶ハイは自宅で手作りする人(市販のお茶で割る&自分でお茶を淹れて割る)が約75%を占めていますという調査結果もあり、多くの人が家庭で手作りしています。
便利な作り置き方法:ペットボトルの容量の1/3を、計量しながら空けて、もとのラインまで焼酎を流し込んで、蓋をしてシェイクするという方法。そのまま冷蔵庫に入れておくと、すでにウーロンハイや、緑茶ハイになっているので、作り置きも可能です。
おすすめアレンジ方法
緑茶ハイのアレンジ:
- レモンを加えて爽やかさアップ
- 少量の梅干しで和風テイスト
- 抹茶を加えて濃厚な味わいに
ウーロンハイのアレンジ:
- ライムで南国風の味わい
- 少量の炭酸水でより爽やか
- ジンジャーエールで中華料理に合わせて
市販品の活用
もっとも多いのは「市販の緑茶で割る」の42%で、2位が「自分でいれた緑茶で割る」の34%、「市販の緑茶ハイ」を購入する人は24%という結果から、多くの人が自作していることが分かります。
市販の缶チューハイも多数販売されており、手軽に楽しめます。アルコール度数:4%、カロリー(100mlあたり):24kcal程度の商品が一般的です。

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まとめ:シーンと目的に合わせた選び方
緑茶ハイとウーロンハイ、どちらも優秀な低糖質・低カロリーのお酒です。
緑茶ハイを選ぶべき人:
- 健康効果を重視したい
- 和食と合わせて楽しみたい
- 家飲みでリラックスしたい
- 二日酔いを避けたい
ウーロンハイを選ぶべき人:
- ダイエット効果を重視したい
- 脂っこい料理や中華料理と合わせたい
- しっかりした味わいを楽しみたい
- 外食・居酒屋で飲むことが多い
どちらも家庭で簡単に作れるので、ぜひ両方試してみて、あなたの好みや飲むシーンに合った選択をしてください。