初心者でも作れる!簡単カクテルレシピ5選

お酒知識

カクテル作りは自宅で簡単におしゃれなひとときを演出できる楽しい趣味です。初心者にも作りやすく、さらにちょっとした豆知識を交えた5つのレシピを厳選しました。これを機に、カクテルの世界を気軽に楽しんでみましょう。

※お酒は20歳になってから


1. モスコミュール

モスコミュールは、ジンジャーエールの爽やかな味わいが特徴の人気カクテルです。名前の由来は「モスクワのロバ」で、ウォッカの故郷であるロシアと、ロバのように刺激的なジンジャーエールを組み合わせたことから名付けられたと言われています。1940年代にアメリカで誕生し、今では世界中で愛される定番カクテルです。

材料

  • ウォッカ:45ml
  • ライムジュース:15ml
  • ジンジャーエール:適量
  • ライムスライス(飾り用):1枚

作り方

  1. グラスに氷をたっぷり入れます。
  2. ウォッカとライムジュースを注ぎます。
  3. ジンジャーエールを注いで軽く混ぜます。
  4. ライムスライスを飾りに添えれば完成です。

豆知識: モスコミュールは伝統的に銅製のマグカップで提供されることが多いです。銅の保冷性がカクテルをより冷たく美味しくしてくれるだけでなく、見た目の高級感もアップします。ジンジャーエールの代わりにジンジャービアを使うと、さらに本格的な味わいに。


2. カシスオレンジ

フルーティーで甘酸っぱいカシスオレンジは、初心者にぴったりの飲みやすいカクテルです。フランス生まれのカシスリキュールは、19世紀に作られ始め、現在ではデザートやカクテルに広く使われています。その風味はどんな場面にもマッチし、パーティーでも人気です。

材料

  • カシスリキュール:30ml
  • オレンジジュース:適量

作り方

  1. グラスに氷を入れます。
  2. カシスリキュールを注ぎ、オレンジジュースを加えます。
  3. 軽く混ぜて完成です。

豆知識: カシスリキュールにはポリフェノールが豊富に含まれており、抗酸化作用が期待されています。また、ジュースを100%果汁のものにすると、風味がより際立ちます。ほかの果物ジュースやスパークリングワインと組み合わせても美味しいアレンジが楽しめます。


3. ジントニック

ジントニックは、ジンとトニックウォーターのシンプルな組み合わせで、爽快感がたまらない一杯です。もともとはイギリス植民地時代にマラリア予防薬としてトニックウォーターが飲まれ、それにジンを加えたのが始まりとされています。

材料

  • ジン:45ml
  • トニックウォーター:適量
  • レモンスライス(飾り用):1枚

作り方

  1. グラスに氷をたっぷり入れます。
  2. ジンを注ぎ、トニックウォーターを加えます。
  3. 軽く混ぜて、レモンスライスを飾ります。

豆知識: ジンには数十種類以上のボタニカル(ハーブやスパイス)が使われており、ブランドごとに独特の香りと味わいがあります。自分の好みに合うジンを見つけることで、ジントニックの楽しみが倍増します。氷の質やグラスの選び方も、カクテルの仕上がりを左右する重要なポイントです。


4. ソルティドッグ

グレープフルーツジュースの爽やかさと塩味の絶妙な組み合わせが魅力のソルティドッグ。名前の由来は「塩をなめる犬」という意味で、塩味がアクセントになったユニークなカクテルです。

材料

  • ウォッカ:45ml
  • グレープフルーツジュース:適量
  • 塩:適量

作り方

  1. グラスの縁を湿らせて塩をつけ、リムを作ります。
  2. グラスに氷を入れ、ウォッカを注ぎます。
  3. グレープフルーツジュースを満たして完成です。

豆知識: リムに使う塩は、粒子が粗いものやフレーバーソルトを選ぶとさらに個性的な味わいになります。また、グレープフルーツジュースは絞りたてを使用すると、フレッシュ感が格段にアップします。リムの塩を削ぎ落として飲む量を調整できるのもポイントです。


5. テキーラサンライズ

鮮やかなグラデーションが美しいテキーラサンライズ。名前の通り、朝焼け(サンライズ)のような見た目が特徴です。このカクテルは1930年代にメキシコで誕生し、1970年代にはアメリカで大ヒットしました。

材料

  • テキーラ:45ml
  • オレンジジュース:適量
  • グレナデンシロップ:10ml

作り方

  1. グラスに氷を入れます。
  2. テキーラとオレンジジュースを注ぎます。
  3. グレナデンシロップをゆっくり加え、自然なグラデーションを作ります。

豆知識: グレナデンシロップはザクロを原料とした甘いシロップで、色だけでなく甘みのアクセントとしても活躍します。注ぐ際にグラスを揺らさずに静かに入れることで、きれいな層が作れます。ストローで軽く混ぜると、味わいが一層深まります。


カクテル作りの魅力

これらのカクテルは初心者でも気軽に作れるように工夫されていますが、それ以上に、カクテル作りにはたくさんの楽しみがあります。シンプルなレシピから始めることで、材料や作り方を学びながら徐々にレベルアップしていけます。また、それぞれのカクテルにまつわる歴史や文化、名前の由来を知ることで、より深い楽しさを味わえるでしょう。

自分で作るカクテルには、市販のものにはない特別感があります。例えば、友人や家族を招いてホームパーティーを開く際に、手作りのカクテルを提供することで、おもてなしの幅がぐんと広がります。また、自分の好みに合わせて味を調整できるのも大きな魅力です。

さらに、カクテルは季節やイベントに合わせて楽しむこともできます。暑い夏にはさっぱりしたカクテル、冬の寒い夜には温かみのあるフレーバーのものなど、そのときの気分やシチュエーションに応じて選ぶのも楽しみの一つです。

これを機に、自宅でのカクテル作りに挑戦してみてはいかがでしょうか。紹介したレシピを基本に、自分らしいアレンジを加えて、新しいお気に入りを見つけてください。カクテル作りが、あなたの日常にちょっとした贅沢と楽しさを加えてくれること間違いありません!


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